WiNG_AP7532

大容量データを高速通信

3つの空間ストリームと256QAM変調を2.4GHzと5GHzの両方でサポート。音声やHDビデオなどデータ量が多い通信に必要な処理能力を備えています。ビームフォーミングとの連携で、電波到達距離も延長も可能。最大で4倍の帯域幅を実現しています。またBluetooth®ヘッドセットや電子レンジなどの2.4GHz機器による干渉を解消しました。

デュアルラジオ対応

第5世代1.3GbpsWi-Fiへアップグレードで、既存のWi-Fiクライアント機器(2.4GHz/5GHz)のサポートを継続しながら、抜群のパフォーマンスを実現しました。

1台2役でコスト削減

1台のWiNG7532で、アクセスポイントとセンサの2役をこなすことができます。標準規格802.3af標準のPoE(Power-over-Ethernet)を採用しているので、設置が簡単でコストを削減できます。

高品質な通信を提供

無線ネットワークの信頼性と回復性を向上。24時間稼働が必要なアプリケーションをしっかりサポートします。
VoWLAN(Voice-over-wirelessLAN)の通信品質(QoS)により、1つのアクセスポイントで多数の通話が同時に行われても、長距離電話レベルの品質を確保。また、位置情報サービスを活用し、人々や資源の位置の特定や追跡、さらにはネットワークやアプリケーションアクセスの管理を行うことが可能です。認可されたネットワークやサイト、アプリケーションにユーザーがアクセスできないようにできるので、Hotspotやゲストアクセスの提供も容易です。

ネットワークを保護

内蔵セキュリティ機能により、24時間365日ネットワークを守ります。すべての無線送信のセキュリティを守るため、業務が制約を受ける可能性のある国や業界の規制に準拠。レイヤ2～7に対応したステートフルパケットフィルタリング型ファイアウォール、AAARADIUSサービス、VPNゲートウェイ、ロケーションベースのアクセス制御など、広範なセキュリティ機能を内蔵し、途切れることなくネットワークを保護します。

第5世代の802.11acWi-Fiに容易に移行

802.11ac無線は新しい5GHzのモバイル機器を、802.11nは2.4GHzを含むすべてのモバイル機器をサポートします。高いコストをかけて総入れ替えを行う必要はありません。

より強固な無線接続

ビームフォーミング機能の向上により、強固な無線接続を利用できるようになります。ビームフォーミングは、アクセスポイントとモバイル機器の間に、最も効率よくデータ送信が行えるパスを生成する機能です。従来は、送信側のビームフォーマが単独でこのパスを決定していましたが、受信側でも補佐するようになりました。その結果、接続がより強固になり、より速いデータ送信を行うことが可能に。アプリケーションのスループットやパフォーマンスが向上し、モバイル機器のバッテリが長持ちするようになります。

柔軟なWIPSセンサのサポート

AirDefenseネットワーク稼働監視機能をサポートするためのセンサの導入方法を下記より選択できます。
1.AP7532を常に専用のセンサとして配備
2.無線共有とオフチャネルスキャン機能を連携。2つの無線のうち片方または両方がクライアントデータの伝送とセンサ機能を兼ねるので、追加のコストをかけずにデュアルバンドのセンサの提供が可能です。

簡単集中管理

WiNG7532は簡単に集中管理が行え、ネットワークの拡張も容易です。アクセスポイントやコントローラの数が多く、世界のどこに設置されていても、導入から監視、トラブルシューティング、管理をすべて1箇所で行うことができます。

WiNGの主な機能

802.11rファーストローミング

アクセスポイントとモバイルクライアントの間のファーストローミングをサポート。

ローミングアシスト

無線LANクライアントの過度な接続を解消し、ネットワークパフォーマンスを向上。

SMART-RF

RF環境の変化を無線LANが自動的に判断して適応し、パフォーマンスを守ると同時に、カバレッジに予期せぬギャップが生じないようにします。Wi-FiおよびWi-Fi以外の発信源(故障したアンテナや近隣のアクセスポイントの障害など)による干渉の可能性を感知し、必要に応じて自動的にチャネルや出力を調整。

スマートロードバランシング

アクセスポイントや帯域に対してクライアントを均一に分散させ、全体的なネットワークパフォーマンスを向上。