Android+物理キーボードの普及型モデル
MC2200はZebraのAndroidデバイスの中でも比較的ミドル~ハイエンドクラスであるMCシリーズにおいてスキャン性能と堅牢性、価格をバランス良く搭載した機種です。
工場や倉庫、店舗内など様々なシーンでの活躍が期待できます。
また、オプションのガングリップを装着することで現場で簡単にガンタイプモデルに変更できます。
キーボードによる操作性の向上
既存のアプリケーションを引き続き利用する場合にはAndroidのソフトウェアキーボードよりもハードウェアキーボードを使用した方が迅速に入力を行える場合があります。
MC2200はどちらの入力方法もサポートしており、様々な条件で最適な方法で入力を行うことにより生産性の向上が期待できます。
プロフェッショナルの要望に応えるスキャン能力
PRZMインテリジェントイメージング技術により、読み取りスピードが劇的に向上しました。
更に、無指向性バーコードキャプチャ技術により、スキャナとバーコードの位置合わせをデバイスが強力にサポートします。
Digimarcにも対応しており、新時代の自動認識性能を有しています。
13メガピクセルの背面カメラにより、業務上必要なエビデンス写真やビデオを簡単に撮影できます。
長時間稼働
標準バッテリで最大16.5時間の稼働が可能です。
オプションの大容量バッテリでは23時間の連続稼働が可能です。
5250エミュレータの導入に最適
ミドルクラスでありながらハードウェアキーボード入力に対応したMC2200はホストに接続するだけで既存環境のAS/400アプリケーションを再現するiVanti Velocity 5250エミュレータを利用するためのデバイスとして最適です。
ブレインではVelocityのインストール・アクティベートを完了した状態での出荷が可能で、技術的な問い合わせにも対応可能な体制を用意しています。
あらゆる業務に対応した耐久性
ハードウェアキーボードを搭載した機種であるにもかかわらず、IPは65と非常に高水準の防塵性、防水性を備えております。
落下耐性も非常に高く、1.5mの高さからコンクリートに落下しても動作が可能です。
強化ガラスとして最高水準であるCorning Gorilla® Glass®がタッチパネルとスキャナレーザーの射出窓を保護しているため、衝撃時のひび割れ・破損が発生するリスクを大幅に軽減しています。
デバイスとネットワークのセキュリティ向上が迅速かつ容易
Mx(モビリティ拡張機能)をご利用いただくと、セキュリティその他を向上させる機能が100以上追加され、Androidがビジネスクラスのオペレーティングシステムになります。
デバイス管理の所要時間とコストの大幅削減
Zebraが無償で提供するキッティングツール『StageNow』をご利用いただくと、1個~数個のバーコード読込みだけで言語や表示などのデバイス設定から指定した無線アクセスポイントへの接続、外部サーバに保存されたファイルのダウンロード、アプリケーションのインストール、OSの更新まで、あらゆるセッティングを自動で実行することが可能となります。
キッティングに関わる設定ミスが発生するリスクを軽減し、更に人件費を大幅に削減することが可能となります。
また、ホーム画面カスタマイズ用ツール『Enterprise Home Screen』を使用することで一般ユーザのアカウントでは業務アプリケーション以外は動作できないようロックすることや不用意な設定変更を防ぎ、生産性の向上や情報漏洩のリスクを軽減することが可能です。
複数年にわたる導入配備とサポート
業務に要求されるソフトウェアサポート、ハードウェア性能などは標準で搭載し、販売期間はコンシューマ向けスマートフォンの販売期間が平均18ヵ月であるのに対し、EC50/EC55は4年間の販売期間が保証されております。
更に販売終了後も保守期間を4年間保証しており、最長で8年ものサポートを受けることが可能です。
LifeGuard for Android
ZebraはGoogleの戦略パートナーとして常に最新の情報収集・研究開発を進めています。
もしOSの不具合・セキュリティリスクが新たに発見されたとしても迅速にアップデートパッチを作成し、サポート期間内の全てのデバイスを対象に無償で配布します。
セキュリティアップデートはStageNowや各MDMシステムと連携することで現地に赴くことなく、業務時間外にリモートで自動的に実施することが可能です。
業務用ハンディターミナル OSの選択肢
ZEBRAのMobility DNA(業務用アップグレードツール)
Mobility DNAは、管理やキッティングに役立つツールたちの総称です。2次元コードを読み取らせるだけで設定完了となるStageNowや従業員用のハンディターミナルに機能制限を加えるEnterprise Home Screenなど、業務のお役に立てるツールを無償で提供しています。
物理的特性
寸法 | 7.89インチ (長さ)x 2.76インチ (幅)x 1.52インチ (奥行き)/ 200.5mm(長さ)x 70mm(幅)x 38.5mm(奥行き) |
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重量 | 標準バッテリ搭載時:10.4オンス/296g 拡張バッテリ:11.2オンス/316g |
ディスプレイ | 4インチ WVGA (800 x 480)、LEDバックライト、カラーディスプレイ、タッチパネルへの光学的接着 |
イメージャウィンドウ | Corning® Gorilla® Glass |
タッチパネル | Corning® Gorilla® Glass、容量性タッチパネル、マルチタッチ式 |
電源 | 標準容量:3500mAh/12.60Wh 大容量:4900mAh/17.64Wh |
拡張スロット | ユーザーによるアクセス可能な最大128GB SDXCのMicroSDスロット |
SIM | ナノSIMスロット x 1、オプションのeSIM(MC2700のみ) |
ネットワーク接続 | MC2200/MC2700:WLAN(WiFi)、WPAN(Bluetooth)、 USB 2.0 High Speed(ホストおよびクライアント) MC2700のみ:WWAN(セルラー) |
通知方式 | 可聴音、マルチカラーLED、触覚的フィードバック(中国向けSKUのみ) |
キーパッド | 34キー(数字およびファンクションキー)、オンスクリーンキーパッドをサポート |
音声およびオーディオ | 内蔵スピーカーとマイク、Bluetoothワイヤレスヘッドセットサポート、高品質スピーカーフォン |
ボタン | スキャンボタン、音量調節ボタン、電源ボタン |
インターフェースポート | 下部USB 2.0 OTG – ホスト/クライアント(Type-C)、SKU依存:0、2、または8ピン背面接続3 |
性能特性
CPU | Qualcomm Snapdragon™ 660オクタコア、1.8GHz |
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オペレーティングシステム | Android 10、GMSなどのサービスの制御のためのZebraの制限モードを備えたAndroid 11へのアップグレード可能*、(*A11/R以降にリリースされるAndroid OSのサポートは、Qualcommの検証次第となります。) |
メモリ(RAM/フラッシュ) | 2GB RAM/16GBフラッシュメモリ 3GB RAM/32GBフラッシュメモリ |
セキュリティ | FIPS 140-2検証済み製品。このセキュリティ機能は、カスタムSKU依頼により、特定の構成で有効にできます。本製品はSecure Boot、Verified Bootに対応します |
動作環境
動作温度 | -4°F~122°F/-20°C~50°C |
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保管温度 | -40°F~158°F/-40°C~70°C |
湿度 | 5%~95%(結露なきこと) |
耐落下衝撃仕様 | MIL-STD 810Gに基づき14°F~122°F/-10°C~50°Cで、5フィート/1.52mの高さからコンクリート面に複数回落下後、動作可能 |
耐転倒衝撃性能 |
1.6フィート/0.5mの高さから500回の転倒後動作可能、IEC耐転倒衝撃仕様以上に適合 |
防水・防塵性能 | IP65、IECシーリング仕様に準拠 |
振動 | 4gのPK Sine(5Hz~2kHz)、0.04g 2/Hzランダム (20Hz~2kHz)、軸あたり60分間、3軸 |
スキャナのウィンドウ | Corning® Gorilla® Glass |
静電放電(ESD) | ±15kV大気放電、±8kV直接/間接放電 |
動作センサー | MEMSジャイロスコープ付き3軸加速度計 |
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スキャン | SE4100 1D/2D標準レンジイメージャ |
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カメラ | オプションの背面カメラ13MP位相差検出オートフォーカス、フラッシュLED搭載 |
NFC | ISO 14443タイプAおよびB:FeliCaおよびISO 15693カード P2PモードおよびHCE(ホストを介したカードエミュレーション)のサポート |
無線周波数帯域 |
MC2700(北米) MC2700(北米以外の世界) MC2700(中国) |
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VoIP通信 | オプションのWorkforce Connect Voice3があれば、MC2200/MC2700デバイスをフル機能のPBXハンドセットとして活用可能。どんなに複雑な電話通信機能でも簡単に実行でき、追加で音声対応デバイスを購入・管理する必要はありません。 |
GPS | MC2700のみ:自律型、同時並行受信GPS、GLONASS、Gallileo、BeiDou、A-GPS IZAT™ XTRA対応 |
WLAN無線 | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/d/h/i/r/k/v4、Wi-Fi™認定 IPv4、IPv6、1×1 MU-MIMO |
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転送速度 | 2.4GHz:802.11b/g/n – 20MHz、40MHz – 最大150Mbps 5GHz:802.11a/g/n/ac – 20MHz、40MHz、80MHz – 最大433Mbps |
動作チャネル |
チャネル1~13(2412~2472MHz):1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13 チャネル36~165(5180~5825MHz):36、40、44、48、52、56、60、64、100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、140、144、149、153、157、161、165 チャネルバンド幅:20、40、80MHz 実際の動作チャンネル/周波数やバンド幅は、各地域の規制および承認機関により異なります |
セキュリティおよび暗号化 | WEP(40または104ビット)、WPA/WPA2パーソナル(TKIPとAES)、WPA3パーソナル(SAE)、WPA2エンタープライズ(TKIPとAES)、WPA3エンタープライズ(AES)4 EAP-TTLS(PAP、MSCHAP、MSCHAPv2)、EAP-TLS、PEAPv0-MSCHAPv2、PEAPv1-EAP-GTC、LEAP.EAP-PWD、WPA3エンタープライズ192ビットモードGCMP-256)EAP-TLS、Enhanced Open (OWE) |
認証 | WFA(802.11n、WPA2-Personal、WPA3-Personal、WPA2-Enterprise、WPA3-Enterprise4) |
高速ローミング | 802.11r(Over-The-Air)、PMKIDキャッシング、Cisco CCKM、OKC |
Bluetooth | クラス2、Bluetooth V5.0とBR/EDR、BLE(Bluetooth Low Energy)サポート |
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環境
• RoHS 2指令2011/65/EU、改訂版2015/863 製品および原材料のコンプライアンスリストは、次のサイトをご覧ください: |
DataWedge; Device診断; EMDK; Enterprise Home Screen; Mx(モビリティ拡張機能); StageNow |
モビリティDNAソリューションは機能性を追加するほか、モバイルデバイスの導入および管理を簡略化することで、モバイルコンピュータの価値を高めます。これらのZebra独自の機能についての詳細は、www.zebra.com/mobilitydnaをご覧ください。 | モビリティDNAはAndroidでのみ利用可能です。機能はモデムによって異なることがあるため、サポート契約が必要となる場合があります。どのソリューションがサポートされているか確認するには、https://developer.zebra.com/mobilitydnaをご覧ください。 |
保証
Zebraのハードウェア保証条項により、材質または製造上の欠陥に対するMC2200/MC2700の保証期間は出荷日から1年間とします。保証条項の全文については、 http://www.zebra.com/warrantyをご覧ください。 |
推奨サービス
最適なサービス/サポートプランを最適価格でご提供 |
脚注
1. Mobility DNA Enterpriseライセンスの購入が必要です。
2. すべてのZebra OneCareサポートサービスの契約に含んでいます。 3. オプションでZebra音声ソリューションを購入可能です。Mobility DNA Enterpriseライセンスは、Workforce Connect Voiceの導入と他のサードバーティのフルデュプレックス音声ソリューションのパフォーマンスの最適化とサポートに必要です。Mobility DNA EnterpriseライセンスにはあらゆるボイスオーバーWiFiソリューションの性能とクリアさを向上するZebraのFull Fusionを含んでいます。 4. 802.11vおよびWPA3は2020年第4四半期より利用可能です。 |
- MC2200 製品スペックシート (PDF)
- MC2200 モバイルコンピュータ クイックスタートガイド (PDF)